マリンピア日本海からのお知らせ
学校法人新潟青陵学園との包括的連携協定を締結しました
公益財団法人新潟市海洋河川文化財団は、学校法人新潟青陵学園と包括的連携に関する協定を締結し、2024年9月20日(金)に締結式を執り行いました。
包括的連携協定の目的は、教育・研究その他の分野において連携を深め、双方の発展的な教育と研究の推進に向けて互いに協力することにより、地域の発展と人材の育成に寄与することとしています。
2040年ビジョンとして社会課題の解決のための拠点であるソーシャルイノベーションスクエアを目指す新潟青陵学園様と、自然について楽しみながら学べる機会を提供して生命の多様性が尊重される社会に貢献することを目指す新潟市海洋河川文化財団が協力することは、地域の発展と人材育成に大きな意義を持つと考えています。
これまで新潟市海洋河川文化財団が運営する新潟市水族館マリンピア日本海では、新潟青陵大学アカペラサークル様にクリスマスツリー点灯式でのミニライブ開催、また、新潟青陵高校サイエンス部様にビオトープ管理を行っていただくなどの交流を行ってきました。
今後も双方の事業に参加しつつ、連携と地域の持続可能な社会づくりに貢献することを目指します。
[協定書の連携事項]
(1)新潟市海洋河川文化財団の運営する新潟市水族館マリンピア日本海と、新潟青陵学園の運営する大学、短期大学部、高等学校及び幼稚園が行う事業の相互参加
(2)新潟市海洋河川文化財団による、新潟青陵学園の運営する大学、短期大学部、高等学校及び幼稚園の授業、部活動、クラブ活動等への講師等の派遣及び研修機会の提供
(3)新潟市西海岸公園の環境整備事業
(4)新潟市海洋河川文化財団及び新潟青陵学園の施設・設備の相互利用
(5)その他必要と認められる事業
ゴマフアザラシの死亡について
【死亡個体】
種名:ゴマフアザラシ
学名:Phoca largha
愛称:ピュア
性別:メス
生年月日:2007年3月29日マリンピア日本海生まれ
年齢:17歳
死亡:2024年9月26日
死因:急性心不全(9月26日解剖)
【経過】
ピュアは当館で2007年3月29日にホゴとセイコの間に生まれたメスのゴマフアザラシです。
2024年9月24日から、行動等に異常はなかったのですが食欲がなくなり、9月26日朝に急に体調が悪くなって死亡しました。
毎年、何日も餌を食べなくなることがあって心配することが多いアザラシでしたが、眼の上の眉毛のような模様がチャームポイントで、みなさまに親しまれていました。
券売窓口に並ばず入館できます!コンビニでチケット販売中
コンビニ4社[セブンイレブン・ファミリーマート・ローソン・ミニストップ]の全国のオンライン端末でチケット(購入日から2ヶ月有効)をご購入いただけます。
取扱券種は、大人・小人・幼児の普通料金のみです。発券手数料無料。
(新潟市民割引券・ファミリークーポン・JAF優待割引など、各種割引券は利用できません。各種割引券は水族館券売窓口でのみご利用いただけます。)
水族館窓口でお並びいただく必要がありませんのでぜひご利用ください。
コンビニチケット商品番号:0259297
※セブンイレブン・ファミリーマート
「JTB」マークのあるバナーから「レジャーチケット」→「地域:新潟」→「マリンピア日本海」
※ローソン・ミニストップ
「各種サービスメニュー」から「テーマパーク(数回選択します)」→「地域:新潟」→「マリンピア日本海」
各端末の操作方法は各店舗へお尋ねください。
2Fレストラン海の音/屋外売店ドルフィンジャンプからのお知らせ
本館2Fレストラン「海の音」・屋外売店「ドルフィンジャンプ」からのお知らせです。
Follow @uminone715
X(旧Twitter)で季節の美味しい情報をお届け中!
★おトクな年間パスポートの提示で、いつでもおトクに【2Fレストランメニュー全品10%OFF!】
※パスポートに記載のご本人の会計に限ります。※屋外売店は除く
レストランUMINONE~海の音~
営業時間 10:30~17:00(ラストオーダー16:20)
【✨おすすめメニュー✨】
タレかつ丼
新潟市を代表するメニュー!
甘じょっぱい醤油ダレがよく合います😊✨
ぜひご賞味ください!
☆スイーツメニュー
あざらしパフェ
かわいいアザラシアイスに自家製イルカクッキー♥どこから食べようか?と迷っちゃう!
大好評!シーフードシリーズ♪
屋外売店「ドルフィンジャンプ」
営業時間10:00~15:30
使い捨てプラスチック製品の使用量を削減するため、ドリンク類のストローを紙製に切り替えました。
館内レストラン「海の音」、屋外売店「ドルフィンジャンプ」その他のメニューはこちら
※価格はすべて税込みです。※アレルギー情報についてはスタッフにお問い合わせください。
「海の生き物なんでも相談室」回答集2024
※質問受付は終了しています。
毎年恒例、マリンピア日本海「海の生き物なんでも相談室」
今年は7/12~8/2 BSN新潟放送「高橋なんぐの金曜天国」にて開設しました。
番組内では1日につき2~3問を厳選して回答しましたが、その他にもたくさんの質問をいただいておりますので
8/5~9の間、さらに1日3問ずつピックアップして掲載いたします。
8月はこのあともBSNラジオで生き物情報を発信します!
放送スケジュールはこちらからチェックしてください >2024夏ラジオ出演情報
更新日 | 番組ニックネーム | 質問 | マリンピア日本海の回答 |
7/12 放送 |
みおりんさん | 水族館にいる生き物は全部合わせると1日にどれくらいご飯を食べるのですか? | 200から300kgくらいです。主な餌はサバ、アジ、ホッケ、オキアミなどです。 |
7/12 放送 |
ちーさん | 水槽の水温は何度ですか? 個体によって変わりますか? |
個体によって様々です。例えばホッコクアカエビ(甘エビ、南蛮エビ)は1℃から2℃くらい。 熱帯性の魚では25℃くらいです。 |
7/12 放送 |
たこすかさん | 家で海水魚を飼育するときは人工海水を使いますが、水族館も人工海水を使っているのですか? | 他の水族館では使っている所もあるようですが、お金がかかるのでマリンピアでは使っていません。 海から汲み上げています。 |
7/19 放送 |
みおみなみんさん | 娘からの質問です。 水族館にいる海の生き物は、みんな海からきているんですか? 娘が、海から生き物を大きなバケツにいれてつれてきているのかな?と不思議に思っていました。 一体どうやって連れてきているのか、繁殖などはしたりするんですか?教えてほしいです。 |
展示生物は基本的に採集して集めます。 普通のバケツや大きな容器などを使って活魚輸送車まで運び、水族館まで輸送します。 成体を輸送、飼育するのが難しい種は卵から育てて展示する場合もあります。 水槽の中で繁殖している種もいます。 |
7/19 放送 |
たまむすびさん | 電気を作る、電気ウナギが不思議でなりません! そう思いませんか?電気を作る生き物ですよ! そしてあんなに凄い電気を発生させるのに、なぜ自分は感電しないでしょうか? |
生き物が微弱な電気を作るのは普通の現象です。 強い電気を作るデンキウナギは、脂肪層が絶縁体になっていて、自分は感電しない仕組みを持っています。 |
7/19 放送 |
そめのすけそめたろうさん | コブダイのコブには何が入っているのですか? ラクダのコブと同じですか? |
コブの中身は脂肪組織です。 メスからオスに性転換すると、コブが発達します。 下顎も脂肪組織が発達してふくらみます。 ラクダのコブのようにためた栄養分を利用するわけではないようです。 |
7/26 放送 |
かねつぐさん | マリンピア日本海の館内は広く、いつも綺麗だと思います。 お魚の水槽の清掃は、毎日しているのでしょうか? |
水槽によって違い、例えばサンゴなどを育てている水槽などでは光が強くガラスにコケがすぐ付くので、ほぼ毎日掃除します。光が強くない水槽なら1週間に1回くらいでも大丈夫です。 |
7/26 放送 |
ハニーブルーさん | ペンギンがたくさんいると思いますが、どうやって区別していますか? | 翼の付け根にタグと呼ばれる、個体ごとに色のパターンの違う腕輪を付けて見分けています。 |
7/26 放送 |
ちーちゃんさん | 高校生の娘からの質問です。 同じ水槽の中で、魚が魚を食べてしまう事はありますか? |
しょっちゅうではないですが、たまにあります。 日本海大水槽のカツオの仲間はイワシを食べますし、ホシエイがアジをガラス面に追い込んで食べているの見たことがあります。 その時はアジの骨が潰れるバキバキという音が水槽の外にいる私にも聞こえました。 |
8/2 放送 |
うっきーさん | 昔マリンピア日本海にウミガメがいた記憶があるのですが、これから飼育する予定はありますか? また、海の生物側から、水槽越しに人間は見えているのでしょうか? |
冬に低温で弱ったウミガメを保護した場合は、治療して回復させた後に、秋頃に海に帰します。 それまでの間、展示することがあります。 水槽の内側から外側を見ると正面だけはよく見えますが、斜め方向はアクリル内面が反射して見えにくくなります。 |
8/2 放送 |
ちりめんモンスターさん | 娘が水族館で働きたい、と先日マリンピアに行ったあとに言いました。 どうやったらなれますか? |
マリンピア日本海では、欠員が出ないと募集がありません。 募集する場合は、ホームページで案内します。 飼育職員は、飼育技術だけではなく、情報発信が大切な仕事のひとつです。 様々な科目を勉強して、広く知識を身につけられることをおすすめします。 |
8/2 放送 |
ビートルきよしさん | 水族館で展示する魚にも旬ってあるんですか? もしありましたら、春夏秋冬オススメの魚を教えてください。 |
春はシロウオやイトヨ、夏はアオリイカ、秋はサケ、冬はカワヤツメなどです。 深海生物は一年中採集できますが、表層水温の低い季節でないと弱ってしまうので、秋から春先にかけて採集します。 アンコウも一年中捕れますが、冬しか売れないので、それ以外の季節には出回りません。 |
8/5 回答 |
うっでぃさん | 4歳の娘から質問です。 「イルカやアザラシが食べた魚の骨は刺さらないの?」という素朴な質問です。確かに少しも刺さらないのか親の私も気になります。 |
イルカもアザラシも魚を丸呑みにするので、骨が刺さる確率は低そうですが、魚の体表にはヒレやトゲなどがありますので、それらが刺さる可能性はあります。 口の中や喉は日々の健康チェックで確認しますが、刺さっているのはほとんど見かけません。 |
8/5 回答 |
ちゃんみおのパパさん | 私はトドとセイウチの違いが分かりません。 見た目どんな違いがありますか? |
セイウチには長く大きな牙が生えていますが、トドは突出した長い牙は生えていません。 ひげの数もセイウチの方が多く生えています。 |
8/5 回答 |
かっくまさん | マリンピア日本海さんの主題歌のタイトルは何という曲ですか? | タイトルは「不思議だね。面白いね。」です。 オリジナルバージョンと Negiccoバージョンでお楽しみください。 |
8/6 回答 |
日がな 一日さん | 今年の干支“辰年”に因んで、?タツノオトシゴ?についての質問です。 ?タツノオトシゴ?はオスが子どもを産むという面白い魚ですよね。 どうして、オスが子どもを産むようになったのか?を教えて頂ければ、幸いです。 宜しくお願いいたします。 |
メスは体内で卵をつくるのに、エネルギーを大きく消費します。 そのためオスがメスから卵を受け取り、育児嚢で卵を育てることで、メスの負担を減らし、次の産卵に備えて体力の回復に専念させることができると考えられています。 |
8/6 回答 |
ひかりめだかさん | クラゲって死んだら溶けるって聞いたことあるんですが本当ですか? 不死とも聞きます。 どうなっているのかしりたいです!教えてほしいです!! |
クラゲは体の水分が多いため、死体は時間経過とともにドロドロに溶けるように腐っていきます。 特に海岸に打ち上げられたクラゲの腐敗は早く、次の日には液体のようになっていることもあります。 このことから「死んだら溶ける」と言われています。 不死と言われるクラゲはベニクラゲです。 クラゲは、卵→プラヌラ→ポリプ→ストロビラ→エフィラ→メテフィラ→成体と、姿かたちを変化させながら成長していくのですが、ベニクラゲでは成体がポリプに戻る現象が確認されており、不老不死のクラゲと呼ばれることがあります。 しかし、成体すべてがポリプに戻るわけではありませんし、捕食などで死ぬこともありますので、不死ではありません。 |
8/6 回答 |
あにとわらじさん | 水族館の職員の方はお一人で何種類くらいの生き物を担当されるのですか? また、定期的にローテーションで担当替えはあるのですか? もう一つ、夜間は誰か残っていますか? |
職員それぞれに担当エリアが振り分けられており、例えばイルカの担当であれば2~3種類のイルカを複数頭、魚類であれば水槽ごとに担当が決められているため水槽内の様々な魚を見る必要があります。 数年に一度担当エリアの異動があり、魚類からイルカ、イルカから魚類、更に話すと事務への異動もあります。 夜間は外部の警備の方が残り、職員は帰宅します。 |
8/7 回答 |
たかちゃんさん | 鯛の稚魚が生き残る確率を教えてください。 | 残念ながらわかりません。 自然界ではその年の産卵数、水温などの環境条件、捕食者の数などで生残率は変動します。 成熟したてのマダイでも一度に10万個以上の卵を産み、卵の数はマダイの体が大きくなるほど多くなる傾向にあるようです。 それだけの卵を産んでもマダイの全体量が大きく変動しないことを考えると、生き残る確率はとても小さいことは分かります。 |
8/7 回答 |
マロンプリンさん | 水族館の夜は照明など、どのようにしているのでしょうか? 海の生き物は人間と同じく、夜は眠るのでしょうか? |
自然界と同じように、一日のリズムをつけるため、基本的には消灯しています。 暗くなると、昼行性の生物は休息して、夜行性の生物は活動を始めます。 大水槽など高速で泳ぐ魚がいる水槽は、衝突防止のために少し照明を残します。 参考動画>YouTubeマリンピア日本海「閉館後の日本海大水槽」 |
8/7 回答 |
どぅーさんさん | マリンピアの行っている、あるいは行っていきたいSDGS(持続可能な社会実現のための目標)の取り組みがあったら、聞いてみたいです。お願いします。 | 水族館はそれ自体がSDGsであると考えています。 マリンピア日本海では、SDGsという言葉が生まれる前から次のような取り組みを行っています。 「環境や生物に関する学習機会の提供」「沿岸や内陸の生物調査と調査結果の情報発信」「里山の環境調査、希少種の生息調査」「国内外の動物園、水族館および研究機関との連携」 参考> 調査研究 自然や生物の情報を知ること、伝えることは、SDGsの基本的な入口ではないでしょうか。 |
8/8 回答 |
魚大好きさん | 館内で怪我や病気になった魚は治るまでどのように治療するのですか? | 魚のような水中にいてなおかつ周りの水温によって体温を変える動物は、水中から出したり、人肌で直接触れて治療すると大きなストレスがかかり、死に至ってしまいます。 展示水槽の他に、バックヤードに治療用の水槽があります。 病気や怪我が疑われる魚はその水槽に移動をして、水に溶ける薬を使用したり、餌に薬を混ぜて経口投与を行います。 |
8/8 回答 |
みみさん | 最近異常気象で海水温度が上昇してると聞きますが、 イルカの水槽や巨大水槽の水温も上がってると思います。 どのようにして、温度管理をしているのですか? 例えば毎朝巨大な氷を入れるとか?水槽自体冷蔵庫とか? |
大水槽は加熱冷却装置が付いており年中一定の水温が保てるようになっています。 イルカの水槽は、加熱はできますが冷却はできないので夏場はかなり水温が上がってしまいます。 そのためイルカ屋内プールは室内の気温を下げ、イルカが呼吸の際に吸い込む空気をできるだけ下げたり、屋根のあるプールにも気温が上がらないように扇風機で冷やした空気を送ったりと工夫しています。 またイルカは氷を口に入れるため、夏場は多めに与えたりします。 |
8/8 回答 |
バリバリカン説さん | イルカショーのイルカは幼い頃から技を教えるのですか? 何年くらいでショーに出れますか? |
イルカのトレーニングはまずは個体の健康を管理するために必要なことから行います。 例えば体のどこに触れてもじっとする、体温測定をさせるなどです。 また出産は屋内プールで行われるため、母親と一緒に他のプール(ショープールも含む)へ移動することをトレーニングします。 そしてあっちこっちいかずトレーナーの前にいること(定位)を教えます。 ショー中でご覧いただいているジャンプなどは、個体の状態を見ながら少しずつトレーニングします。 だいたい移動と定位ができるようになるとショーへは出場しています(誕生後約10ヶ月〜1年ぐらい)。 |
8/9回答 | とりささみさん | ウツボは海のギャングと言われていますが、マリンピアで見るといつも端っこでおとなしくしています。5歳の息子に「ウツボが他の魚を食べたりしないのかなぁ」と聞くと「食べないよ。ちゃんと餌もらってるんだから。」と言われました。餌をもらっていても小腹がすいて食べちゃうということはないのでしょうか。また、魚の種類によって餌の時間は違うのでしょうか。 | ウツボは基本的には岩陰でじっとしており、待ち伏せて餌を捕らえます。また水槽内では定期的に餌を与えていることもあり、他の魚を積極的に襲いに行くということはありません。 餌の時間はそれぞれ特に決まっていませんが、餌による水槽の濁りを軽減するためなど、閉館近くに与える傾向があります。 |
8/9回答 | タイガーペーニョさん | すいぞくかんで働いている人たちは、夜中も水族館にいるんですか? 水族館が休みの日は、どんなことをしているのですか? また夜もスタッフの方は誰かが泊まって仕事をしているのですか? |
基本的には閉館後30分後には退勤します。しかし、出産や水槽の不調などと言った生き物の生死に関わる大きなトラブル、企画展イベントなどの大掛かりな準備になると夜遅くまで残る場合があります。休館日は電力を止めて作業を行う機械設備の点検、水槽のレイアウトや展示生物のリニューアルをしています。 |
8/9回答 | にっくさん ふぇむとさん |
海の生き物は、深海に住んでる魚とかもいるなかで、なんで水族館の水槽で生きられるのか分からないです。 生き物ごとに、どういう環境をつくって飼育しているのか知りたいです。 気になっているので教えていただきたいのですが、深海の生物は圧力が違うと思うのですが水族館で展示される時は圧力はどうなっているのですか? 深海の生物は陸に近い所の圧力でも変わらずに生きていけるのでしょうか? |
水圧調整に対応した水槽は当館にはありませんが、それぞれの生物の生息域の水温をできる限り維持した水槽で飼育しています。また、水槽内のレイアウトや照明の明暗などにおいてもできる限り生息域に近づけてストレスを軽減するよう配慮しています。
生物の中には高水圧に適応した結果、高圧下でないと体を維持できない種がいると聞いたことがありますが、当館で展示している生物は、高圧の環境でなくとも問題なく飼育できる種のみです。圧力が問題になってくるのは深海から引きあげる時です。深海では高い水圧がかかっていますが、同時に生物の体内からも同じだけの圧力がかかっていますので、つぶされることはありません。しかし、急激に圧力の小さい浅い所に移動させてしまうと、種によっては体内のうきぶくろという浮力調整を行う器官が、深海と浅い所との圧力の変化に対応できず膨張してしまいます。その結果、内臓や眼が飛び出してしまうことがあります。当館では、魚を採集する時、できるだけゆっくりあげてくることで、圧力変化による弊害を起こさないよう努めています。また、膨張してしまった個体でも、再度一時的に圧力をかけたり、針で余分な空気を抜くことで治療できることもあります。 |
8/9回答 | Rくんママさん | 12歳息子からの質問です。 マリンピア日本海では、水槽が何個あり、どれくらいの水を1日使っているのですか。 |
展示水槽は60基くらいあります。育成用の小さい水槽を含めると200を超え、簡易的な容器を使用しているものも含めると350以上あります。 水は一日あたり、海水約1600~1800㎥、淡水約60㎥を使用しています。(日によって変動します) |
8/9回答 | もにょもにょ亭さん 校庭ペンギンさん |
何故お魚はエラ呼吸するのにクジラは背中で呼吸する生き物なんですか!? イラストで噴水のように潮を噴くクジラのイラストがありますが、あのように本物のクジラは、潮を噴くのでしょうか? (人間で言うと、鼻うがい?) |
クジラは哺乳類で肺呼吸を行います。クジラの仲間は頭の近くにある鼻を水面から出した一瞬に息を吐き空気を吸うという呼吸をします。イラストで見られる鯨の潮噴きは鼻の周りについた海水を呼吸時に飛ばす様子、また吐く息はクジラの体温と同じ温度で暖かいため周りの空気に冷やされ白く見えるなどの様子を表現したものだと思われます。 |
ミュージアムショップマリンピアハートからのお知らせ
Twitter開設しました!
旬な情報をお届けいたしますのでぜひフォローしてください。
Tweets by marinepiaheartx
オススメ商品情報!
ミュージアムショップは入館しなくてもお買い物ができます!
ショップオリジナル商品のほか、新潟のおみやげも各種取り揃えておりますのでぜひお立ち寄りください。
(価格は予告なく変更する場合があります。すべて税込みです。)
⚠️We are sorry we cannot ship this overseas.
マリンピア日本海スタッフ監修 オリジナルぬいぐるみ
マリンピア日本海スタッフのこだわりが詰まったぬいぐるみです。ぜひ手にとって本物と比べてみてください。
数量限定!企画展示「魚の色」オリジナルマスキングテープ
企画展示「魚の色」で展示している魚のシルエットをデザインしたマスキングテープです。
【水族館限定プリッツ(10箱入)】
一箱に小箱が10個入ったお土産として配りやすいパッケージ。小箱の裏面には海の生き物解説とクイズ付きで美味しく食べながら生物について学べます♪小箱の絵柄は全部で20種類。どんな生き物が出るかは開けてからのおたのしみ!
【マリンピア日本海限定サラダホープ(9袋入)】
新潟でしか手に入らない銘菓サラダホープが、マリンピア日本海の生き物たちをデザインしたオリジナルパッケージで登場!うま塩味、海老しお味、えだ豆味のひとくちサイズのあられは食べ始めると止まらなくなるおいしさ!
【マリンピアハートオリジナル”のどぐろ”ボクサーパンツ】
マリンピアハート限定の「のどぐろ」柄のボクサーパンツ。フリーサイズなのでお土産にピッタリ!
商品に関するお問い合わせはこちら
TEL 025-222-7677
(店休日はマリンピア日本海に準じます)
年間パスポートをアプリからお申し込みできます!
事前のご登録で、発行手続きが楽々スピーディー!
スマートフォンにアプリをインストールして事前に情報を入力すると、窓口で申込書を記入することなくお申込が可能になりました!
従来のカード型年間入館パスポートを持ち歩かなくてもOK!
ご家族やグループの年間パスポートを1台のスマートフォンで表示できます。
アプリでのお申し込み方法
② アプリから事前に情報を登録
③ ご来館(お支払い)→ デジタル年パスをメール受信
④ 次回より、スマホで年パス提示
※ 新規または更新でご購入の場合、カード型またはデジタル版のどちらかをお選びいただけます。
※ 有効期限内のカード型年間入館パスポートをデジタル版年間入館パスポートに変更することはできません。
くわしくはこちら
産経新聞「飼育員日誌」連載中(新潟・長野・山梨県版)
産経新聞(新潟・長野・山梨県版)朝刊で、毎月第2・4土曜日「マリンピア日本海 飼育員日誌」を連載しています。
ぜひご覧ください。
<バックナンバー>
2020.04.11 「アクリルガラスの窓」
2020.04.25 「イルカの体温」
2020.05.09 「ビーバーのにおい」
2020.05.23 「イルカの体重測定」
2020.06.13 「クラゲの増やし方」
2020.06.27 「魚は飲み物?」
2020.07.11 「カマイルカの成長(歯)」
2020.07.25 「ゴマフアザラシの繁殖」
2020.08.15 「ペンギンの換羽」
2020.08.29 「カマイルカの舌」
2020.09.12 「チンアナゴの展示」
2020.09.26 「バイカルアザラシ」
2020.10.10 「コブダイ」
2020.10.24 「イルカの健康管理」
2020.11.14 「魚のウミヘビ」
2020.11.28 「ビーバーの餌」
2020.12.12 「ホンソメワケベラ」
2020.12.26 「カワウソ」
2021.01.09 「魚のヒレ」
2021.01.23 「シナイモツゴ」
2021.02.13 「アシカ・アザラシ」
2021.02.27 「アカテガニ」
2021.03.13 「イルカが出す音」
2021.03.27 「クロサンショウウオ」
2021.04.10 「動物の記録」
2021.04.24 「アカムツの繁殖」
2021.05.08 「小型ボートで近海調査と生物採集」
2021.05.29 「フンボルトペンギン」
2021.06.12 「動物の輸送容器」
2021.06.26 「飛ばないペンギン」
2021.07.10 「深海生物の展示」
2021.07.24 「アシカとアザラシ」
2021.08.14 「日本海のウミガメ」
2021.08.28 「ビーバーの尻尾」
2021.09.11 「ペンギンの鋭いくちばし」
2021.09.25 「クラゲの餌」
2021.10.09 「動物の体重測定」
2021.10.23 「サメとエイ」
2021.11.13 「魚の”脱皮”」
2021.11.27 「ウミガラスって?」
2021.12.11 「コシノハゼ」
2021.12.25 「クラゲの餌」
2022.01.08 「海水魚の採集」
2022.01.22 「サンゴの争い」
2022.02.12 「ハゼの生態」
2022.02.26 「ゴマフアザラシの個体識別」
2022.03.12 「アオリイカ」
2022.03.26 「鰭脚類の寝姿」
2022.04.09 「アミキカイウツボ」
2022.04.23 「コンペイトウの成長」
2022.05.14 「アカハライモリの成長」
2022.05.28 「クマノミの生態」
2022.06.11 「ウテナウミシダの構造」
2022.06.25 「海藻と海草」
2022.07.09 「イルカのメロン」
2022.07.23 「屋外展示にいがたフィールド」
2022.08.13 「イルカの音」
2022.08.27 「ペンギンの輸送」
2022.09.10 「「アカムツ」の由来」
2022.09.24 「動物の観察と健康管理」
2022.10.08 「毒のある魚」
2022.10.22 「イルカの睡眠」
2022.11.12 「両生類の餌」
2022.11.26 「フンボルトペンギンの卵」
2022.12.10 「エボシガイ」
2023.01.14 「アシカとアザラシ」
2023.01.28 「鯨類の首の骨」
2023.02.11 「魚の闘争」
2023.02.25 「大水槽の給餌」
2023.03.11 「クラゲと光合成」
2023.03.25 「タコの吸盤」
2023.04.07 「水槽掃除」
2023.04.22 「カマイルカの繁殖」
2023.05.13 「世界カワウソの日」
2023.05.27 「ホッコクアカエビ」
2023.06.10 「イルカの歯」
2023.06.24 「シロウ」
2023.07.08 「ペンギンの糞」
2023.07.22 「イルカのジャンプ」
2023.08.12 「ウミウシ」
2023.08.26 「イルカショーのハプニング」
2023.09.09 「ペンギン」
2023.09.23 「イルカの目」
2023.10.14 「ウケクチウグイ」
2023.10.28 「ウミガラスのヒナ」
2023.11.11 「骨格標本」
2023.11.25 「ウミガラス」
2023.12.09 「クラゲの水槽」
2023.12.23 「朝の清掃」
大規模災害発生を想定した他園館との取り組みについて
大規模災害発生を想定した他園館との取り組みについて
葛西臨海水族園、名古屋港水族館及び当館の三者で「大規模災害発生を想定した相互救援に関する基本協定」を令和6年3月31日に締結しました。
震災等で被災し、飼育施設機能の維持に救援が必要となった際は、人的技術支援、物資の提供等を相互に行い、広域で連携を図ります。
(主な救援内容)
○ 救援を必要とする被災園館への物資提供・運搬及び人的・技術的支援
○ 救援を必要とする被災園館からの生物等の避難・移送・一時保管等
○ 平常時における施設間の情報交換