いきもの情報:スマ
日本海大水槽にスマを展示しました。
スマ Euthynnus affinis
スズキ目 サバ科
> 生物図鑑 スマ
 
 
スマ
スマは昨年展示したハガツオと同じく日本海にも生息するサバ科の魚で、紡錘形をした体が特徴的な魚です。
背ビレ(第1背鰭)、胸ビレ、腹ビレは身体に沿って折りたたむことができ、体にある溝に収納できるつくりになっています。これらは、泳ぐ際の抵抗を減らす構造といわれています。
泳ぎの速い種で、展示した直後は高速で泳ぎまわり、壁に激突するのではないかと心配されました。現在は水槽にも慣れ、群れを形成して落ち着いた速度で泳いでいます。
 
 
スマを大水槽に放流するところ
壁に近づいたスマを観察していると、折りたたまれていたヒレを広げる動作が見られます。これは、抵抗を増すことにより減速し、壁を迂回するための旋回を行ったり、体の安定を保ったりするために行っています。
泳いでいるスマのヒレの動きに注目して、高速遊泳に適した体のつくりを観察してみてはいかがでしょうか。
 
 
スマ輸送のようす
(魚類輸送車の水槽を上から覗いたところ)
水槽内壁は衝突回避に効果的な格子模様がついています。
 
 
スマ輸送のようす
(車内モニター)
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 (JAZA)が中心となり国内血統登録台帳を作成し、近親交配の防止や繁殖技術の向上に取り組んでいます。
(JAZA)が中心となり国内血統登録台帳を作成し、近親交配の防止や繁殖技術の向上に取り組んでいます。 
   
 
  
 
