マリンピア日本海からのお知らせ

 

いきもの情報:カワヤツメ


カワヤツメ Lethenteron japonicum

信濃川ゾーンの「上流域」水槽でカワヤツメを展示しています。

カワヤツメは海から川に遡上して、春から初夏にかけて中上流域で産卵します。ふ化したアンモシーテス幼生は、口が漏斗状で眼が皮下に埋没していて、川の泥底に潜って有機物を濾しとって食べて成長します。数年後に変態して銀白色の若魚になり、海に降ります。海では吸盤状の口で魚に吸着して、血液や筋肉を溶かして食べます。2~3 年後、産卵のため川に遡上します。
近年、漁獲量が減り一般的な食材ではなくなりましたが、新潟市の阿賀野川下流域では、現在も冬季にカワヤツメ漁が行われています。




アンモシーテス幼生(213日齢)

カワヤツメの繁殖に取り組んでいます。バックヤードの水槽で、昨年に繁殖したアンモシーテス幼生を育成しています。


トドを搬入しました


2020年12月4日に三重県の伊勢夫婦岩ふれあい水族館伊勢シーパラダイスより4歳のオスのトド(伊勢シーパラダイス生まれ)が到着しました。
マリンサファリでご覧いただけます。


フンボルトペンギンを搬入しました

新潟市水族館マリンピア日本海では、種の保存を目的に新たな血統による繁殖を目指し、12月8日に千葉市動物公園、新江ノ島水族館、小諸市動物園からフンボルトペンギンを6羽搬入いたしましたのでお知らせいたします。
当面の間、ペアリングのためバックヤードにて飼育いたします。


バイカルアザラシを搬入しました

大分マリーンパレス水族館「うみたまご」より、オスのバイカルアザラシを搬入し展示いたしましたのでお知らせします。
水辺の小動物でご覧いただけます。


コシノハゼ国内初展示

本館地下1階の育成室でコシノハゼを展示しました。国内初展示です。

コシノハゼは、国内希少野生動植物種に指定されていて、「種の保存法」に基づき、捕獲や譲渡等が原則として禁止されています。当館は、新潟県内の生息地の把握と生態の解明、啓発等を目的に、環境省より許可を得て捕獲や飼育、展示をしています。

コシノハゼと当館の取り組みの詳細はこちら


コシノハゼ


よく砂に潜ります



上部へ