マリンピア日本海からのお知らせ
星野電気株式会社様からご寄付をいただきました
令和6年3月28日(木)、新潟市水族館において、星野電気株式会社様から寄付金100,000円を賜りましたことを受け、御礼状を贈呈させていただきました。
星野電気株式会社様からは、日頃、新潟市水族館の電気設備等の工事・点検において、迅速で丁寧な対応をしていただいています。
星野電気様からのご支援は通算で3回目となりました。
いただいた寄付金は、新潟市水族館の施設設備維持のために活用させていただきます。
誠にありがとうございました。
竪琴のような形の珍種「コトクラゲ」に関する論文発表
2018年から2022年に新潟市水族館マリンピア日本海とアクアマリンふくしまで実施した共同調査におきまして、コトクラゲが日本海側(日本領海内)で初めて発見されました。このことに関して論文が掲載されました。
■ 掲載雑誌
日本生物地理学会会報第78巻(2023年12月20日発刊)
■ 掲載論文
日本海初記録?新潟県佐渡海峡から得られたコトクラゲLyrocteis imperatoris
■ 著者
山内信弥¹*・幸塚久典²・石岡勇剛³・石澤佑紀³・石井輪太郎¹・新田 誠³
1* 公益財団法人ふくしま海洋科学館(アクアマリンふくしま)
2東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所
3新潟市水族館マリンピア日本海
■ 概要
コトクラゲは国内では東京湾口部~沖縄海域の太平洋側の幾つかの地点で生息が確認されていますが、日本海側(日本領海内)での発見は初めてとなります。また新潟県沖で発見されたことから生息域の北限記録も更新しました。論文内では2018年、2019年、2022年にマリンピア日本海とアクアマリンふくしまの共同調査で発見された個体について記載されていますが、2023年も発見及び採集に成功しています。
現在アクアマリンふくしまの「海・生命の進化」コーナーで太平洋側の個体と一緒に展示※しながら観察を続けています。この発見により、太平洋側と同様に日本海側にも広く生息している可能性が出てきました。今後も調査を継続し、本種の生息海域を明らかにしていきたいと思います。
※マリンピア日本海では展示していません。
①調査方法
採集装置を付属したROV(遠隔操作型無人探査機:広和株式会社製)を用い水深100-200mを中心に調査
②発見の経緯
マリンピア日本海・アクアマリンふくしまとの共同調査「アカムツ生態調査」で発見
※論文執筆にあたって無脊椎動物の分類研究に精通した幸塚氏(東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所)に参加要請
③論文要約
2022年6月28日、新潟県佐渡海峡沖合のROV(遠隔操作型無人探査機)調査により水深134.5 mと139.9 mから有櫛動物門に属するコトクラゲLyrocteis imperatoris Komai 1941を2個体採集した。これまでに本種は相模湾、駿河湾、鹿児島、沖縄本島さらに韓国、パラオ、ポンペイ、フィリピンの周辺海域からの報告に限られていた。今回の採集標本は日本海側では国内初記録であるとともに、分布域の北限更新記録でもある。本研究では、2018年9月7日と2019年8月26日に同海域で確認された本種の記録映像と今回の採集標本に基づき、詳細な外部形態と採集時の状況、飼育環境について記載した。
■ コトクラゲとは?
1941年に昭和天皇が相模湾沖で発見され、駒井博士が形態が琴のような形からコトクラゲと名付けました。本種は潮の流れの速い場所で櫛の歯状の2本の触手を長く伸ばし、触手に粘着性物質を分泌することによって海中の動物プランクトンを捕獲します。体色は橙、黄色、白、白地に赤色の水玉模様などバリエーションがあります。水深80m以深に生息し、体が非常に軟らかいため生きた姿を見ることができるのは水族館職員でも稀です。
■ 個体の展示について
アクアマリンふくしまにて翌年2023年に同海域で採集したコトクラゲを展示しています。
※ マリンピア日本海では展示していません。
【団体】昼食会場のご予約方法、満席情報について
・ 「10名以上の団体のお客様のお食事場所」、「免除申請」、「予約受付開始日」などについては、ご入館及び食事場所の予約方法について、ご利用案内、免除申請でご確認ください。
下表の日時はご予約やイベント開催などにより昼食会場としてはご利用いただけません。ご協力をお願いいたします。
(昼食会場)団体休憩室の満室情報 |
|
【ご予約による満室の日時】 | 【イベントなどによりご利用いただけない日時】 |
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9/13(金)12:00~12:20 9/19(木)11:20~12:20 9/20(金)11:20~12:20 9/27(金)12:00~12:50 10/2(水)11:30~12:20 10/3(木)12:00~12:20 10/4(金)11:30~13:30 10/8(火)11:20~12:20 10/9(水)12:00~13:00 10/11(金)11:30~12:00 10/18(金)11:30~12:30 10/23(水)11:30~12:30 10/25(金)11:20~12:30 10/29(火)12:45~13:15 10/30(水)11:30~12:30 |
11/3(日)9:00~13:00 11/9(土)9:00~17:00 2025/1/18(土)9:00~13:00 2025/3/1(土)9:00~13:00 |
(昼食会場)ドルフィンスタジアムの満席情報 |
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日付 | ドルフィンスタジアムでの昼食予約 | イルカショー観覧 |
10/4(金) | 11:00 |
イルカショーの観覧については予約制ではありませんが、上の日時は多くの団体様が観覧される見込みのため、着席定員(約800名)に達しています。(ご着席いただけない場合は立ち見となります。)
団体以外の来館者もいらっしゃることから、ご配慮をお願いします。
(お知らせ)現金による誘客手数料支払い終了について
令和6年1月10日
旅行業お取引先各位
現金による誘客手数料支払い終了について(お知らせ)
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は、当館の運営にご協力いただき、誠にありがとうございます。
さて、この度インボイス制度施行等を契機とし事務を改めることとなりました。
つきましては現在、販売窓口で直接お支払いをいただいた際、誘客手数料を現金にてお渡ししておりますが、当該取引は令和6年3月20日をもちまして終了させていただきます。
今後、誘客手数料のお取引については、観光券やクーポン券等を発行いただき、後日精算のみ対応させていただきます。
何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
敬具
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本件に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
新潟市水族館マリンピア日本海
(指定管理者)
公益財団法人新潟市海洋河川文化財団
管理課管理係
電話:025-222-7500
ウミガラスのヒナを展示しています(8/24~)
7/16に孵化したウミガラスのヒナを、展示エリアに出しました。
急に新しい環境になったため、人を追いかけて元々いた場所に戻ろうとしました。
歩き回ったり泳いだりするくらいに慣れるまでどれくらい時間がかかるかわかりませんが、注意深く見守ります。
まだ環境に慣れていないため、水槽のスミ(画像➡のあたり)にいることが多く観覧エリアから見えないことがありますが、ご了承ください。
産卵、孵化、成長の様子はSNSでお知らせしています。ぜひご覧ください。
>X(旧Twitter)ウミガラス情報
葛西臨海水族園よりペンギンを預かりました
葛西臨海水族園のペンギン展示施設の補修工事のため、工事期間中の約1年間フンボルトペンギン20羽を預かり飼育することとなりました。
9月22日(金)に搬入を行い、「ペンギン海岸」で展示しています。
マリンピア日本海のペンギンとは翼に付いているタグの本数が違うので、ぜひ見分けて観察してください。
トドが誕生しました!
7月2日(日)未明にトドが生まれました。
現在は展示スペースで母仔ともに元気にすごしています。
親仔の最新情報はこちらで発信しています マリンピア日本海SNS
【出産概要】
1.出産日時 7月2日(日)午前4時47分
2.生まれたトドについて
性別:メス
母:愛称 パール
2011年6月15日マリンピア日本海生まれ
母 ナーシ(2017年死亡)
父 タケ(2019年死亡)
父:愛称 テツ
2016年7月10日伊勢シーパラダイス生まれ
2020年12月伊勢シーパラダイスから搬入
3.出産場所および現在の飼育場所
「マリンサファリ・ひれあしの入り江」展示スペース