マリンピア日本海からのお知らせ

 

【団体】昼食会場のご予約方法、満席情報について


・ 「10名以上の団体のお客様のお食事場所」、「免除申請」、「予約受付開始日」などについては、ご入館及び食事場所の予約方法についてpdfご利用案内免除申請でご確認ください。
下表の日時はご予約やイベント開催などにより昼食会場としてはご利用いただけません。ご協力をお願いいたします。



(昼食会場)団体休憩室の満室情報


【ご予約による満室の日時】【イベントなどによりご利用いただけない日時】

11/29(土)終日
12/6(土)終日
12/13(土)9:00~13:00
1/17(土)終日
1/31(土)9:00~13:00
2/14(土)9:00~13:00
3/21(土)終日



(昼食会場)ドルフィンスタジアムの満席情報


日付ドルフィンスタジアムでの昼食予約イルカショー観覧



イルカショーの観覧については予約制ではありませんが、上の日時は多くの団体様が観覧される見込みのため、着席定員(約800名)に達しています。(ご着席いただけない場合は立ち見となります。)
団体以外の来館者もいらっしゃることから、ご配慮をお願いします。


産経新聞「飼育員日誌」連載中(新潟・長野・山梨県版)



産経新聞(新潟・長野・山梨県版)朝刊で、毎月第2・4土曜日「マリンピア日本海 飼育員日誌」を連載しています。
ぜひご覧ください。

<バックナンバー>
2020.04.11 「アクリルガラスの窓
2020.04.25 「イルカの体温
2020.05.09 「ビーバーのにおい
2020.05.23 「イルカの体重測定
2020.06.13 「クラゲの増やし方
2020.06.27 「魚は飲み物?
2020.07.11 「カマイルカの成長(歯)
2020.07.25 「ゴマフアザラシの繁殖
2020.08.15 「ペンギンの換羽
2020.08.29 「カマイルカの舌
2020.09.12 「チンアナゴの展示
2020.09.26 「バイカルアザラシ
2020.10.10 「コブダイ
2020.10.24 「イルカの健康管理
2020.11.14 「魚のウミヘビ
2020.11.28 「ビーバーの餌
2020.12.12 「ホンソメワケベラ
2020.12.26 「カワウソ
2021.01.09 「魚のヒレ
2021.01.23 「シナイモツゴ
2021.02.13 「アシカ・アザラシ
2021.02.27 「アカテガニ
2021.03.13 「イルカが出す音
2021.03.27 「クロサンショウウオ
2021.04.10 「動物の記録
2021.04.24 「アカムツの繁殖
2021.05.08 「小型ボートで近海調査と生物採集
2021.05.29 「フンボルトペンギン
2021.06.12 「動物の輸送容器
2021.06.26 「飛ばないペンギン
2021.07.10 「深海生物の展示
2021.07.24 「アシカとアザラシ
2021.08.14 「日本海のウミガメ
2021.08.28 「ビーバーの尻尾
2021.09.11 「ペンギンの鋭いくちばし
2021.09.25 「クラゲの餌
2021.10.09 「動物の体重測定
2021.10.23 「サメとエイ
2021.11.13 「魚の"脱皮"
2021.11.27 「ウミガラスって?
2021.12.11 「コシノハゼ
2021.12.25 「クラゲの餌
2022.01.08 「海水魚の採集
2022.01.22 「サンゴの争い
2022.02.12 「ハゼの生態
2022.02.26 「ゴマフアザラシの個体識別
2022.03.12 「アオリイカ
2022.03.26 「鰭脚類の寝姿
2022.04.09 「アミキカイウツボ
2022.04.23 「コンペイトウの成長
2022.05.14 「アカハライモリの成長
2022.05.28 「クマノミの生態
2022.06.11 「ウテナウミシダの構造
2022.06.25 「海藻と海草
2022.07.09 「イルカのメロン
2022.07.23 「屋外展示にいがたフィールド
2022.08.13 「イルカの音
2022.08.27 「ペンギンの輸送
2022.09.10 「「アカムツ」の由来
2022.09.24 「動物の観察と健康管理
2022.10.08 「毒のある魚
2022.10.22 「イルカの睡眠
2022.11.12 「両生類の餌
2022.11.26 「フンボルトペンギンの卵
2022.12.10 「エボシガイ
2023.01.14 「アシカとアザラシ
2023.01.28 「鯨類の首の骨
2023.02.11 「魚の闘争
2023.02.25 「大水槽の給餌
2023.03.11 「クラゲと光合成
2023.03.25 「タコの吸盤
2023.04.07 「水槽掃除
2023.04.22 「カマイルカの繁殖
2023.05.13 「世界カワウソの日
2023.05.27 「ホッコクアカエビ
2023.06.10 「イルカの歯
2023.06.24 「シロウ
2023.07.08 「ペンギンの糞
2023.07.22 「イルカのジャンプ
2023.08.12 「ウミウシ
2023.08.26 「イルカショーのハプニング
2023.09.09 「ペンギン
2023.09.23 「イルカの目
2023.10.14 「ウケクチウグイ
2023.10.28 「ウミガラスのヒナ
2023.11.11 「骨格標本
2023.11.25 「ウミガラス
2023.12.09 「クラゲの水槽
2023.12.23 「朝の清掃
2024.01.13 「タツノオトシゴ
2024.01.27 「トビハゼ
2024.02.10 「ヒラメ
2024.02.24 「アイゴ
2024.03.09 「アシカとアザラシ
2024.03.23 「モリアオガエル
2024.04.13 「フンボルトペンギン
2024.04.27 「サクラマス
2025.05.11 「世界カワウソの日
2025.05.25 「野外観察会
2024.06.08 「イルカの鼻
2024.06.22 「ヤドカリ
2024.07.13 「トドの仔
2024.07.27 「ROV
2024.08.10 「イルカの目
2024.08.24 「マナマコ
2024.09.14 「トド体重
2024.09.28 「スズメダイ
2024.10.12 「イルカホイッスル
2024.10.26 「シモフリアイゴ
2024.11.09 「イルカラビング
2024.11.23 「バイカル
2024.12.14 「ホトケドジョウ
2024.12.28 「アマモ
2025.01.11 「イルカの骨
2025.01.25 「ヤマトコブシカジカ
2025.02.08 「ニホンアカガエル
2025.02.22 「イルカの餌


カマイルカを搬出しました


新潟市水族館マリンピア日本海では、種の保存を目的とした新たな血統による繁殖を目指し、2025/6/19にアドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)へカマイルカを1頭搬出いたしましたのでお知らせいたします。
当館で初めての繁殖個体として、みなさまに親しまれていました。
ありがとうございました。

搬出個体データ
・種名 カマイルカ Lagenorhynchus obliquidens
・性別  オス
・愛称  ジャック
・出生日 2019年7月29日 新潟市水族館 マリンピア日本海 生まれ


有限会社みさわ様からご寄付をいただきました

令和7年6月10日(火)、新潟市水族館において、有限会社みさわ様から寄付金300,000円を賜りましたことを受け、御礼状を贈呈させていただきました。

有限会社みさわ様は、新潟市水族館内レストラン「UMINONE~海の音〜」の運営をしていただいています。

いただいた寄付金は、新潟市水族館で実施する水生生物の調査研究のために活用させていただきます。

誠にありがとうございました。


2025年4月4日 ゴマフアザラシが生まれました

2025年4月4日、ゴマフアザラシが無事に生まれました。
マリンサファリ~ひれあしの入江~でご覧いただけます。
仔の白い毛は2週間ほどで抜け、ゴマ模様に変わっていきます。
今だけの姿をぜひご覧ください。
*観覧はみなさま譲り合って、短時間でお願いいたします。




【出産概要】

1.出産日時

 2025年4月4日(金) 午前10時頃

2.生まれたゴマフアザラシについて

 性別:メス

 体重:約11kg(4月4日計測)

 母親:きなこ (2017年4月19日 男鹿水族館GAO生まれ)7歳(2025年4月4日現在)

 父親:テル(2011年3月7日 海響館生まれ)14歳(2025年4月4日現在)

3.出産場所および現在の飼育場所

 当館:マリンサファリ-ひれあしの入り江-


年間パスポートをアプリからお申し込みできます!

事前のご登録で、発行手続きが楽々スピーディー!
スマートフォンにアプリをインストールして事前に情報を入力すると、窓口で申込書を記入することなくお申込が可能になりました!
従来のカード型年間入館パスポートを持ち歩かなくてもOK!
ご家族やグループの年間パスポートを1台のスマートフォンで表示できます。

アプリでのお申し込み方法

① アプリをスマホにダウンロード
Download on the App Store
Google Play で手に入れよう

② アプリから事前に情報を登録
③ ご来館(お支払い)→ デジタル年パスをメール受信
④ 次回より、スマホで年パス提示

※ 新規または更新でご購入の場合、カード型またはデジタル版のどちらかをお選びいただけます。
※ 有効期限内のカード型年間入館パスポートをデジタル版年間入館パスポートに変更することはできません。
くわしくはこちら


クレジットカードのサイン決済はできません。(2025年4月より)

当館では、2025年4月よりクレジットカードのサイン決済はできません。暗証番号が必要です。
>日本クレジットカード協会ホームページhttps://www.jcca-office.gr.jp/dealer/handling/ichandling/

タッチ決済機能有りのクレジットカードはタッチ決済が可能です。(ただし、15,000円未満のお取引に限ります。)

水族館窓口では現金とキャッシュレス決済でチケットをご購入いただけます。(お支払いは一回払いのみです)
詳しくは ご利用案内 でご確認ください。


アメリカビーバー(愛称ナゴミ)の死亡について

アメリカビーバー(愛称ナゴミ) 2025年5月6日死亡


新潟市水族館マリンピア日本海で飼育展示していたアメリカビーバーの「ナゴミ」が5月6日(火)に死亡しましたのでお知らせします。

【死亡個体】
種名:アメリカビーバー
学名: Castor canadensis
愛称:ナゴミ
性別:メス
生年月日:2008年7月5日 新潟市水族館マリンピア日本海生まれ
年齢:16歳 
死亡:2025年5月6日
死因:出血性壊死性腸炎

【経過】
ナゴミは2008年7月5日に当館で生まれました。
一緒に生まれた4頭のうち姉妹であるカナデと一緒に飼育していました。
2025年5月5日朝から食欲の減退・動きの緩慢が見られたため観察していましたが、
5月6日の朝に死亡を確認しました。
死因については、現在調査中です。


左:ナゴミ 右:カナデ


竪琴のような形の珍種「コトクラゲ」に関する論文発表


採集したコトクラゲ ※マリンピア日本海では展示していません

2018年から2022年に新潟市水族館マリンピア日本海とアクアマリンふくしまで実施した共同調査におきまして、コトクラゲが日本海側(日本領海内)で初めて発見されました。このことに関して論文が掲載されました。

2022年の共同調査の様子 調査中にROVで撮影したコトクラゲ

掲載雑誌
日本生物地理学会会報第78巻(2023年12月20日発刊)

掲載論文
日本海初記録?新潟県佐渡海峡から得られたコトクラゲLyrocteis imperatoris

著者
山内信弥¹*・幸塚久典²・石岡勇剛³・石澤佑紀³・石井輪太郎¹・新田 誠³
1* 公益財団法人ふくしま海洋科学館(アクアマリンふくしま)
2東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所
3新潟市水族館マリンピア日本海

概要
コトクラゲは国内では東京湾口部~沖縄海域の太平洋側の幾つかの地点で生息が確認されていますが、日本海側(日本領海内)での発見は初めてとなります。また新潟県沖で発見されたことから生息域の北限記録も更新しました。論文内では2018年、2019年、2022年にマリンピア日本海とアクアマリンふくしまの共同調査で発見された個体について記載されていますが、2023年も発見及び採集に成功しています。
現在アクアマリンふくしまの「海・生命の進化」コーナーで太平洋側の個体と一緒に展示※しながら観察を続けています。この発見により、太平洋側と同様に日本海側にも広く生息している可能性が出てきました。今後も調査を継続し、本種の生息海域を明らかにしていきたいと思います。
※マリンピア日本海では展示していません。

①調査方法
採集装置を付属したROV(遠隔操作型無人探査機:広和株式会社製)を用い水深100-200mを中心に調査

②発見の経緯
マリンピア日本海・アクアマリンふくしまとの共同調査「アカムツ生態調査」で発見
※論文執筆にあたって無脊椎動物の分類研究に精通した幸塚氏(東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所)に参加要請

③論文要約
2022年6月28日、新潟県佐渡海峡沖合のROV(遠隔操作型無人探査機)調査により水深134.5 mと139.9 mから有櫛動物門に属するコトクラゲLyrocteis imperatoris Komai 1941を2個体採集した。これまでに本種は相模湾、駿河湾、鹿児島、沖縄本島さらに韓国、パラオ、ポンペイ、フィリピンの周辺海域からの報告に限られていた。今回の採集標本は日本海側では国内初記録であるとともに、分布域の北限更新記録でもある。本研究では、2018年9月7日と2019年8月26日に同海域で確認された本種の記録映像と今回の採集標本に基づき、詳細な外部形態と採集時の状況、飼育環境について記載した。

コトクラゲとは?
1941年に昭和天皇が相模湾沖で発見され、駒井博士が形態が琴のような形からコトクラゲと名付けました。本種は潮の流れの速い場所で櫛の歯状の2本の触手を長く伸ばし、触手に粘着性物質を分泌することによって海中の動物プランクトンを捕獲します。体色は橙、黄色、白、白地に赤色の水玉模様などバリエーションがあります。水深80m以深に生息し、体が非常に軟らかいため生きた姿を見ることができるのは水族館職員でも稀です。

個体の展示について
アクアマリンふくしまにて翌年2023年に同海域で採集したコトクラゲを展示しています。


※ マリンピア日本海では展示していません。


ゴマフアザラシの死亡について


ゴマフアザラシ(ピュア)2024年9月26日死亡

新潟市水族館マリンピア日本海で飼育展示していたゴマフアザラシの「ピュア」が死亡しましたのでお知らせします。

【死亡個体】
種名:ゴマフアザラシ
学名:Phoca largha
愛称:ピュア
性別:メス
生年月日:2007年3月29日マリンピア日本海生まれ
年齢:17歳
死亡:2024年9月26日
死因:急性心不全(9月26日解剖)

【経過】
ピュアは当館で2007年3月29日にホゴとセイコの間に生まれたメスのゴマフアザラシです。
2024年9月24日から、行動等に異常はなかったのですが食欲がなくなり、9月26日朝に急に体調が悪くなって死亡しました。
毎年、何日も餌を食べなくなることがあって心配することが多いアザラシでしたが、眼の上の眉毛のような模様がチャームポイントで、みなさまに親しまれていました。


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