「海の生き物なんでも相談室」回答集2026


ただいま質問受付中!8/6(木)まで > BSN新潟放送「高橋なんぐの金曜天国」

毎年恒例、マリンピア日本海「海の生き物なんでも相談室」
今年は7/17~8/7 毎週金曜日 BSN新潟放送「高橋なんぐの金曜天国」にて4回開設。

お寄せいただいた質問の中から番組内では1回につき2~3問を厳選して回答。
放送した回答はこちらのページから随時更新いたします!
たくさんの質問をいただいておりますので、放送されなかった質問の中からも
いくつかピックアップして掲載いたします。

8月はほかにもBSNラジオでさまざまな生き物情報を発信します!
放送スケジュールはこちらからチェックしてください > 2026夏ラジオ出演情報



放送日 番組ニックネーム 質問 マリンピア日本海の回答
2026/7/17
アテンポさん ラッコが日本の水族館から姿を消したとか。本当ですか? 減少の原因は、繁殖がうまく行かなかったから、野生から導入することができなくなったから。
まだ三重県の鳥羽水族館で2頭展示されています(2026.7.17現在)
2頭ともメスなのでもう繁殖はできません。また、高齢なのでお早めにご覧ください。
2026/7/17 高橋なんぐさん ラッコはおなかの上で石をカチカチやっていますが。
痛くないんですか?
野生のラッコは、お気に入りの石を脇の下にしまっていて、それを使って貝などを割ります。
痛さはわかりませんが、フワフワで厚い毛皮を持っているので、緩衝材になっているのでは?
2026/7/17 なおっちさん ペンギンの臭いがちょっと苦手なのですが、
気にならない季節はありますか?
冬のほうが気にならないかも。
生ゴミと同じで、暑いと臭います。
臭いの元は食べている魚。その生臭さが糞に出ています。
鳥類なので身体を軽くするためどんどん消化して排泄します。
マリンピアでは現在フンボルトペンギンを100羽ほど飼育しています。
掃除をしても掃除をしても追いつきません。
ペンギン自体は臭くはないです。
2026/7/17 金ちゃん銀ちゃんさん
高橋なんぐさん
ペンギンの鼻と耳はどこにあるの? 鼻は上のクチバシの真ん中ほどに穴が空いていて、口につながっています。
耳は目の後ろに穴が空いています。羽で覆われているので普段は見えません。
2026/7/17 はなしょーさん 子どもが水族館で働きたいと言っています。
どのような学校を出て、どのような資格が必要ですか?
※マリンピアの場合は...
「大学の水産学部や理学部」「動物関係の専門学校」を出た人。(水産系の高校も可)
応募に必要な資格はありません。
あると便利な資格は「自動車運転免許」(活魚輸送車や社用車の運転)、
「潜水士、ダイビング」(水槽清掃、生物採集)など。
最近は、お客様や世界の研究者との意思疎通のために「英語力」もあると良いと感じています。
でも、多くの園館が欠員補充として募集するので、希望の水族館に勤めるのに一番大事なのは
「タイミング」や「運」かも...
2026/7/24 やまねこ。さん そもそも水族館が設立されるようになった理由は? 日本初の水族館は、1882年(明治15年)に上野動物園の敷地内に誕生した「観魚室(うおのぞき)」と言われています。当時は淡水魚を中心に展示していたそうです。
新潟市では、1964年の新潟地震からの復興と新潟港開港100年を記念して開催された「新潟大博覧会(1967年)」のパビリオンとして、現在の西海岸プールの場所に「新潟市立水族館」が開館しました。当時の入館料はなんと200円!
1990年(平成2年)には現在の場所へ移転し、「新潟市水族館マリンピア日本海」として開館。2013年にリニューアルして開館36年目(前身からは59年)となります。
2026/7/24 おとなりさん
『海の生き物』というより、『水族館』に対しての疑問が…
トークや、トレーナーは、担当が分かれているのでしょうか…
それとも、ローテーション?総監督や、メンターはいるのでしょうか…
エリアは大まかにイルカ、海獣、魚類などに分かれていて、スタッフはローテーションで担当します。すべて経験したスタッフもいます。
トークは係ごとにリーダーがいて、指導しています。
マリンピアでは、水族館は生物について正確な情報を発信することが最も重要だと考えていますので、スタッフには伝える技術を向上させてどんどん発信してほしいと願っています。
2026/7/24 (お名前なし)さん うみほたるはどんな生き物ですか?新潟にも住んでいますか? 大きさ1~2mmの甲殻類です。光る仕組みは、昆虫のホタルと同じです。
新潟の海にもいますが、越後側は数を減らしているようです。佐渡側は採取できます。
7/31 波さん 大水槽を眺めるのが大好きです。
そこで、いつも思うのが、どういうしくみになっているのか?です。
魚達は優雅に泳いでいるように見えますが、餌は?食物連鎖は?どうなっているのでしょうか?
大水槽はどのように維持されているのでしょうか?
海水は循環しているのでしょうか?入れ替えているのでしょうか?
大水槽を維持する為のご苦労などを教えてください。
日本海大水槽は水量800㎥。
種に合わせて餌の大きやタイミングを変え、できるだけ食物連鎖がおきないように、先に大きな魚に大きい餌を与えるなどして行き渡るようにしています。
海水は地先海岸から汲んでいます。大水槽の場合、10基の濾過器で1日に15回巡るくらいの循環をしています。
海水は季節で水温が変わりますので、水槽ごとに生物に合わせて取水後に加温、冷却して使用します。
大水槽の水温は年間通して21℃です。
7/31 えみこさん 今年の春、3歳娘が初めてマリンピアに行きました。
1メートル角くらいの大きな大きなエイに大興奮!!
お土産にエイのぬいぐるみを買うくらい気に入ったようです
あの大きなエイは何歳くらいですか?まだまだ大きくなるんですか?
大水槽のホシエイは体長2m超え、2013年の導入時は30cmくらい、飼育年数は13年くらいです。
メスのほうが大きくなります。
大きい魚は大きくなってから入れるのが大変なので、小さいときに水槽へ入れて、大きく育てるのが基本です。
7/31 おばこさん 私は先日、愛知県蒲郡市にある、竹島水族館に行ってきました。
竹島水族館では、展示する魚を職員さんが実際に食べてみて、美味とか超美味!と魚の説明に書いてあります。
マリンピアでも、展示する魚を食べてみる事はありますか?
館内に表示はしていませんが、超美味と書くとすればのどぐろ(アカムツ)でしょうか。
マリンピアでは、採集の際に死んでしまった魚をスタッフが食べることもあります。
館長野村が個人的に美味しいと思った魚は、駿河湾で釣り上げたクロシビカマス。脂のりよく美味でした。
脂が多すぎてお腹の調子が悪くなったりするので、たくさん食べないように注意が必要です。
8/7 アライグマさん こんにちは。マリンピアのチンアナゴがいる水槽が好きです。
彼らは全員尻尾の方が砂の中に入った状態ですが、自ら砂から全身出る状態になることはあるのですか?
あるとしたらどのような状態の時でしょうか?
基本的に出ません。排泄するときだけ、尻の穴のところまで少し出てきます。
普段は水流に向かって餌を待ち受けていますが、排泄の時だけ水流に背を向けます。
警戒心が強いので、なかなか見られないかも。移動は基本的にしないようです。
8/7 サビキちゃんさん 最近、メヒカリという魚の美味しさに目覚めました。調べたら深海魚のようです。
マリンピアでも深海魚を展示しておりますが、水圧はどのようにしているのでしょうか?
深海魚は普通の気圧の所でも生きていけるのかなぁ?
メヒカリ食べながら疑問に思ったので、送りました。
マリンピアでは採集時に水圧をかけたりしていないので、基本的に揚げたときに生きている魚を展示しています。
魚は浮き袋を持っている種類と持っていない種類がいて、浮き袋のある魚は釣り上げる途中で浮き袋が膨らんで死んでしまったりします。
浮き袋がない種類は変化が少ないので、そういった魚を展示することが多いです。
8/7 白いパンダさん 先日、熊本県で地震がありましたが水族館が停電したとき生き物は大丈夫なのでしょうか?
電力を使う施設なので停電したら大変なことになりそうですが。
あと能登で地震があったとき能登島水族館からお魚など預かったりしましたが水族館同士で非常時の協定とかあるのですか?
マリンピアは、東京の葛西臨海水族園、愛知の名古屋港水族館と協定を結んでいます。
被災時は連携して助け合います。
のとじま水族館の被災時は、アシカを預かりました。
停電対策として、どこの園館も非常電源を持っていて、2日くらいは持つように備えています。
のとじま水族館の場合は、施設の損壊が激しく、哺乳類などは他園館で預かることができましたが、魚類の救済は難しかったです。
8/7 たっちゃんとかっちゃんの母さん 水族館の読み方、わたしは「すいぞっかん」といいますがしおこちゃんは「すいぞくかん」といいます。
すいぞっかんは方言なのでしょうか?
正しくは「すいぞくかん」です。ただ日本語では10分の読みは「じっぷん」が正しかったりするので、面白いですね。
マリンピアとしては、どちらでも歓迎です。(方言かどうかはわかりませんでした。)

     
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