能生で深海生物の採集をおこないました
新潟県糸魚川市能生の上越漁業協同組合能生支所のご協力で深海生物の採集を行いました。能生漁港でカニ漁を行っている海富丸に乗船させていただき、水深900m付近のカニかごで混獲される深海魚イサゴビクニンを採集することができました。
イサゴビクニンは大型の深海魚で、大きなものでは70㎝くらいまで成長します。吸盤状に変形した腹鰭を持ち、水槽の壁や岩に吸い付いている様子が観察できます。
日本海固有水コーナーにて展示しています。

新潟県糸魚川市能生の上越漁業協同組合能生支所のご協力で深海生物の採集を行いました。能生漁港でカニ漁を行っている海富丸に乗船させていただき、水深900m付近のカニかごで混獲される深海魚イサゴビクニンを採集することができました。
イサゴビクニンは大型の深海魚で、大きなものでは70㎝くらいまで成長します。吸盤状に変形した腹鰭を持ち、水槽の壁や岩に吸い付いている様子が観察できます。
日本海固有水コーナーにて展示しています。

平成28年3月28日に新潟県北蒲原郡聖籠町網代浜の刺網でリュウグウノツカイに似た魚類1個体が偶然捕獲されたとの連絡を受け,調査したのでお知らせします.
調査の結果,本種はサケガシラと判明しました.
サケガシラ頭部
サケガシラ
サケガシラ(Trachipterus ishikawae)は,条鰭綱アカマンボウ目フリソデウオ科サケガシラ属の魚で,体長2m以上,北海道から土佐湾の太平洋沿岸,日本海の主に沖合の中層域に生息します.リュウグウノツカイと近縁で,どちらもアカマンボウ目に所属しますが,本種は腹鰭が小さく,口が下端にあるという特徴をもちます.また,リュウグウノツカイのような伸長した背鰭もありません.
本個体は,体長約1.7m,体重8.5㎏(性別不明)でした.マリンピア日本海での本種に関する調査は20例以上となり,リュウグウノツカイと比較すると,混獲・漂着例の多い種といえます.
新潟市西区に漂着したオウギハクジラ
死亡漂着オウギハクジラの調査を行いました
平成28年3月6日に新潟市西区の海岸で死亡漂着したオウギハクジラの調査を行いました。
オウギハクジラは、成体5-5.5m(出生体長2.1-2.3m)、北太平洋の温帯から亜寒帯の海域に分布します。深海性のイカや小型魚類を捕食します。
オスの下顎には扇形をした大きな牙があるのが特徴で、名前の由来となっています。
漂着個体は、体長約5m・体重約1050㎏のメスでした。
マリンピア日本海では過去に20例ほど漂着した同種の調査を行っています。
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マリンピア日本海では、海岸などに漂着した生物の記録・調査を行っています。>漂着混獲動物 記録
海岸でクジラ等を見つけた時は、マリンピア日本海まで連絡をお願いします。
※細菌感染等の恐れがありますので漂着生物には触れないでください。
ROV(遠隔操作型水中探査機)
平成27年9月24日に新潟県長岡市の寺泊沖で水深100m付近に生息する生物の生態調査を実施しました。
海中では、10mごとに1気圧(1㎝2あたり1㎏)の水圧がかかるため、人が安全に潜れる深度は20m程度が限界です。
そのため、今回の調査では、友好提携館である「ふくしま海洋科学館アクアマリンふくしま」の協力を得て、同館が所有するROV(遠隔操作型水中探査機)を使用しました。
この調査によって、水深100m付近に生息する生物の生態や生息場所の水温、底質の様子などの知見が得られました。
今回得られた情報は、2月19日(金)から開催予定の特別展示でご紹介いたします。
寺泊海域ROV調査
サケの稚魚2016/1/13
ふ化後しばらくは砂利の間で腹部についている卵黄嚢の栄養で成長します。
卵黄嚢を吸収し終え泳ぐようになり、餌を食べるようになりました。
野生では泳ぎだして数日から長くても2ヶ月ほどで海に降ります。
「信濃川ゾーン」で観察できます。
これまでの様子はこちらをご覧ください。
ゴンズイ玉
ゴンズイの幼魚を展示しています。
ゴンズイ
Plotosus japonicus
条鰭綱 ナマズ目 ゴンズイ科
海にすむナマズで、胸ビレと背ビレに鋭い毒トゲがあります。
幼魚期のゴンズイは、「ゴンズイ玉」と呼ばれる団子状の群れを作ります。
「潮風の風景」ゾーンで展示中です。群れで泳ぐ様子をご覧下さい。
(成長にともない日本海大水槽に移動しました)
サケの卵(11/28 信濃川ゾーン)
サケは北の海で成長し、3~5年ほど経った秋になると産卵のために生まれた河川に遡上します。
信濃川に遡上したサケから採卵、人工授精した卵を信濃川水槽に展示しました。
12/7現在、ほとんどが孵化しました。
次々と孵化しています。(12/7 信濃川ゾーン)
全長約45cmのメスのカブトガニを
「潮風の風景」ゾーンに展示しました。
本種は瀬戸内海や九州北部の干潟に生息していますが、現在では環境破壊が進み、地域によっては天然記念物、環境省のレッドデータリストでは絶滅危惧I類に指定されています。
カブトガニ Tachypleus tridentatus
カブトガニ Tachypleus tridentatus
節足動物門 節口綱 カブトガニ目 カブトガニ科 カブトガニ属。
カニではなく、クモやサソリに近縁の動物で、最大85cmに達します。
当時の形態的特徴を維持したまま現在まで生存してきた「遺存種」いわゆる「生きた化石」の一種です。
死亡漂着ザトウクジラの調査を行いました
平成27年11月3日に新潟県胎内市の海岸で死亡漂着したザトウクジラの調査を行いました。
ザトウクジラは、成体11-16m(出生体長4.5-5m)、極海から熱帯海域に分布し、小型甲殻類や群泳性魚類を捕食します。
長い胸ビレをもつことが特徴で、体長の1/4から1/3の長さがあります。また、胸びれの前縁には、イボ状の突起があります。
漂着個体は、体長6.7m・体重2700㎏の雄で、体表にはフジツボとエボシガイの着生がみられました。
(一財)日本鯨類研究所の海棲哺乳類ストランディングデータベースによると、1832年以降日本海側で10例の報告例がありますが、本例は新潟県初の記録となります。
マリンピア日本海では、海岸などに漂着した生物の記録・調査を行っています。>漂着混獲動物 記録
海岸でクジラ等を見つけた時は、マリンピア日本海まで連絡をお願いします。
体表に付着していたフジツボとエボシガイ
仰向けで砂浜に打ち上げられました