シナイモツゴ
Pseudorasbora pumila
| 生物紹介 |
脊索動物門 硬骨魚綱 コイ目 コイ科 英名:Shinai Topmouth Gudgeon 種の保存法:特定第二種国内希少野生動植物種 環境省:絶滅危惧ⅠA類 新潟県:絶滅危惧Ⅱ類 全長約8cm。新潟県や長野県、東北地方に生息しています。モツゴに似ていますが、体色が黒褐色で頭部が大きく、背ビレと尾ビレの外縁が尖らず丸みがあること、側線が前方の0~5枚のウロコにしかないことなどで見分けることができます。
開発による生息環境の破壊や国外外来魚のオオクチバスやブルーギルによる捕食、国内外来魚の近縁のモツゴの侵入による競合や交雑などで激減し、現在は他の水域から隔離された山間のため池などに生息が限られています。日本動物園水族館協会(JAZA)の種保存対象種で、当館でも繁殖による地域個体群の保存に取り組んでいます。2025年に絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(種の保存法)に基づき、特定第二種国内希少野生動植物種に指定され、販売や頒布等が原則として禁止されています。 |
| 展示状況 |
展示中 |
| 展示ゾーン |
信濃川 にいがたフィールド |
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