タイ科魚類の展示数が5種になりました。

タイ科魚類の展示数が5種になりました。

タイ科とはマダイを含むグループで、日本近海に13種、日本海には8種、そのうち新潟県には5種のタイ科魚類が生息しています。
日本の近海に生息している魚種のうち、和名に「タイ」のつく魚はタイ科魚類以外も含めて約300種います。「鯛(タイ)」は日本で最も古い魚名で、マダイを指したものといわれています。
タイ科魚類は、浅海性からやや深い場所に生息している種まで生息環境の幅が広いのですが、水族館で展示しているのはマダイやクロダイなどの浅海性の種が多い傾向があります。これは、水深が増すにつれて採集が困難になってくるからです。

マリンピア日本海では、新潟県に生息するタイ科魚類の展示のため、採集に力を入れてきました。10月の底曳網漁に同行して水深70mに生息しているチダイの採集に成功し、新潟県産タイ科魚類5種(マダイ・クロダイ・ヘダイ・キダイ・チダイ)すべてを展示できるようになりました。

チダイはマダイに外見がよく似ていますが、背びれの第3・4棘が糸状にのび、えらぶたの縁が鮮紅色を呈し、尾びれの縁が黒味を帯びないなどの特徴からマダイと区別が可能です。

水族館では、それぞれの種を生息深度や環境に合わせた水槽で展示しています。水槽を観察する際には、新潟県に生息するタイ科魚類を探してみてください。

チダイ

チダイ

底曳網で漁獲された魚類

底曳網で漁獲された魚類