いきもの情報

マサバを輸送しました

静岡県の駿河湾からマサバ230尾を輸送しました。

長い距離の輸送となるため、トラックへの移動は魚体を傷付けないように慎重に行いました。輸送には約7時間もかかりましたが、無事、日本海大水槽まで移動させることができました。

日本全国に生息しているマサバは珍しい魚ではありませんが、群れを作って泳いでいる様子を観察できる機会はそう多くはありません。日本海大水槽では以前から飼育していたマサバも合流したため、大きな群れを観察することができるようになりました。

日本海大水槽を群れで泳ぐマサバ

日本海大水槽を群れで泳ぐマサバ

魚類輸送車内のマサバ

魚類輸送車内のマサバ

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タイ科魚類の展示数が5種になりました。

タイ科魚類の展示数が5種になりました。

タイ科とはマダイを含むグループで、日本近海に13種、日本海には8種、そのうち新潟県には5種のタイ科魚類が生息しています。
日本の近海に生息している魚種のうち、和名に「タイ」のつく魚はタイ科魚類以外も含めて約300種います。「鯛(タイ)」は日本で最も古い魚名で、マダイを指したものといわれています。
タイ科魚類は、浅海性からやや深い場所に生息している種まで生息環境の幅が広いのですが、水族館で展示しているのはマダイやクロダイなどの浅海性の種が多い傾向があります。これは、水深が増すにつれて採集が困難になってくるからです。

マリンピア日本海では、新潟県に生息するタイ科魚類の展示のため、採集に力を入れてきました。10月の底曳網漁に同行して水深70mに生息しているチダイの採集に成功し、新潟県産タイ科魚類5種(マダイ・クロダイ・ヘダイ・キダイ・チダイ)すべてを展示できるようになりました。

チダイはマダイに外見がよく似ていますが、背びれの第3・4棘が糸状にのび、えらぶたの縁が鮮紅色を呈し、尾びれの縁が黒味を帯びないなどの特徴からマダイと区別が可能です。

水族館では、それぞれの種を生息深度や環境に合わせた水槽で展示しています。水槽を観察する際には、新潟県に生息するタイ科魚類を探してみてください。

チダイ

チダイ

底曳網で漁獲された魚類

底曳網で漁獲された魚類

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飼育困難種「ハツメ」の展示

ハツメ

アカムツの群れとハツメ(中心手前)

「ハツメ」はスズキ目メバル科の魚で、山陰以北の日本海と千葉県以北の太平洋の水深200m前後に分布しています。
特に富山湾から佐渡海峡にかけて多く生息しているとされ、新潟を象徴する海水魚の一種といってもいい魚です。

本種の採集を5月29日、佐渡海峡の水深200mの地点で行いました。
採集個体には、深海性魚類を釣り上げた時に現れる眼の突出や腹部膨張などの症状が見られましたが、1個体だけ症状が軽く、無事に水族館まで輸送することができました。
水温12℃の予備水槽で傷の治療や減圧症状のチェックなどを行った後、6月14日に展示水槽に移すことができました。

 

ハツメ

ハツメ

現在は、【日本海固有水コーナー「新潟沿岸水深100~200m」】水槽(通称アカムツ水槽)でご覧いただけます。
アカムツの群れに混ざっていますので発見してみてください。

本種の飼育は、マリンピア日本海初となり、全国の水族館でも過去10年間で1個体の記録が残っているだけの希少な展示となります。
生きている「ハツメ」をぜひご覧ください。

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「アカムツ」水槽をリニューアルしました

アカムツ水槽(リニューアル)

アカムツ水槽(リニューアル)

暖流の旅ゾーン「アカムツ」水槽をリニューアルしました。

これまで展示していた水槽の約2倍の大きさの水槽でアカムツを展示しています。
アカムツの展示数は506個体に上り、国内で最多の展示数を誇ります。
この水槽では、アカムツやキダイなど新潟沿岸の水深100~200mに生息している魚種を中心に10種609個体をご覧いただけます。
また、全国の水族館で唯一の生体展示となるハツメ(メバル科)も展示しています。
広い水槽内には岩や砂泥が再現されており、種によって好む環境や群れを形成する様子なども観察することができます。

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アクアラボ体験 毎日実施中

アクアラボ体験 実施中です。

アクアラボ201411

アクアラボ内で飼育スタッフが20分程度解説を行います。
参加を希望される方は、開催時間までにアクアラボへ直接お集まりください。
定員は約25名です。

日付 曜日 時間 タイトル 内容
12月1日 13:00〜 ペンギンの話 ペンギンについて詳しく解説をします。
12月2日 13:00〜 アメリカザリガニの観察 アメリカザリガニの体のつくりを観察します。
12月3日 13:00〜 ヤドカリの観察 ヤドカリの体のつくりや餌を与えて食べる様子を観察します。
12月4日 12:30〜 隠れる生き物を探してみよう! かくれる生きものやまねをする生き物について解説します。
12月5日 13:00〜 カメの話 カメの体のつくりや、池や川にすむカメについて解説します。
12月6日 13:00〜 ヤドカリの観察 ヤドカリの体のつくりや餌を与えて食べる様子を観察します。
12月7日 13:00〜 アカハライモリの話 アカハライモリのオスとメスの見分け方や繁殖の方法の紹介、餌を与えて食べる様子を観察します。
12月8日 13:00〜 ラッコの話 ラッコが冷たい海で生活できる体のしくみをクイズや毛皮をさわって紹介します。
12月9日 13:00〜 クラゲの話 ミズクラゲの一生や刺すしくみの紹介、餌を与えて食ベる様子を観察します。
12月10日 13:00〜 クマノミの話 クマノミの仲間や生態について解説します。
12月11日 12:30〜 隠れる生き物を探してみよう! かくれる生き物やまねをする生き物について解説します。
12月12日 13:00〜 アカムツの育成 アカムツの卵やフ化仔魚の標本を見ながら解説を行います。
12月13日 13:00〜 イルカの体 パズルを行い、イルカの特徴について解説します。
12月14日 13:00〜 アメリカザリガニの観察 アメリカザリガニの体のつくりを観察します。
12月15日 13:00〜 ゴマフアザラシ「ホシ」の成長記録 2015年生まれのゴマフアザラシ「ホシ」の成長記録を見ながら、ゴマフアザラシの独り立ちまでについて解説します。
12月16日 13:00〜 マツカサウオの話 マツカサウオの体のつくりを見ながら解説します。
12月17日 13:00〜 連想ゲーム 〜正体は誰だ〜 動物の体の部位を絵にして、描いた絵から動物を連想するゲームです。
12月18日 12:30〜 魚のヒレの話 魚のヒレの形や機能について説明します。

・時間やプログラムを急きょ変更する場合がありますのでご了承ください。
・プログラム開催時間以外のアクアラボは、自由解放となります。

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ラッコの給餌タイム

ラッコ給餌タイム

ラッコ (愛称クータン・15歳♂)

水辺の小動物エリアで毎日4回ほど行っているラッコの給餌タイムでは、ラッコが餌を食べる様子を観察することができます。
海洋生活に適応したラッコの様々な動作をご覧ください。

毎日 9:30 11:30 13:30 16:00

※都合により変更する場合があります。
6/16(木)から、16:00の回はスタッフがラッコの生態について給餌しながらわかりやすく解説を行います。(約10分)
解説の後に、ラッコの毛皮に触れることが出来ます。(クータンの毛皮ではありません)

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ニホンイトヨの繁殖個体を展示しました

稚魚

ニホンイトヨ(繁殖個体)

新潟県では昔からニホンイトヨが「春告魚」として広く知られ、3~4月頃になると河口付近や用水路などでよく見られましたが、現在は激減しほぼ絶滅状態となってしまいました。

ニホンイトヨは春に川を遡上・産卵、ふ化後2~3cmになると降海します。翌年の春に再び川を遡上し、産卵して一生を終えます。

本年度の『春の特別展示「春を告げる魚」』で、新潟産と同じ遺伝子を持つとされる北海道産の成魚を展示しました。その11個体を親魚にし、約1700尾の繁殖個体を得ることができましたので、その一部を「新潟の浅瀬」コーナーで展示しています。

ニホンイトヨ(トゲウオ目トゲウオ科)
環境省:絶滅のおそれのある地域個体群
新潟県:絶滅危惧Ⅰ類
新潟市:絶滅危惧Ⅰ類

ニホンイトヨ(春の特別展示で展示した成魚)

ニホンイトヨ(春の特別展示で展示した成魚)

ニホンイトヨ卵塊(発眼前)

ニホンイトヨ(卵塊・発眼卵)

ニホンイトヨ 卵のふ化水槽

ニホンイトヨ(卵のふ化水槽)

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フンボルトペンギン幼鳥の換羽が終わりました

換羽中のフンボルトペンギン幼鳥 No.212(緑白赤) 2016/8/17撮影

現在展示しているフンボルトペンギン幼鳥8羽のうち、2015年11月うまれの4羽の換羽が終わりました。
現在は成鳥と同じ外見ですので探してみてください。

個体No.209(タグの色:黄青茶
個体No.210(タグの色:黄青黄
個体No.211(タグの色:黄青緑
個体No.212(タグの色:緑白赤

 

展示中のフンボルトペンギン幼鳥についてはこちらをご覧ください。
・2015年11月生まれ4羽、2016年3月生まれ2羽
・2016年5月生まれ2羽

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ロクセンスズメダイの繁殖賞を受賞しました

2015年8月25日産まれのロクセンスズメダイ

2015年8月25日産まれのロクセンスズメダイ

マリンピア日本海ではロクセンスズメダイの飼育下繁殖に日本で初めて成功し、繁殖賞を受賞しました。
魚類での繁殖賞の受賞は初めてです。

本種は神奈川県三浦半島~琉球列島の水深1~20mに分布するスズキ目スズメダイ科の魚で、体側の6本の黒色帯が特徴です。

2015年8月25日に東シナ海コーナーのサンゴ礁水槽で産卵を確認し、卵を予備槽に移動しました。
約5日で卵から全長3mmほどの仔魚がふ化しました。
仔稚魚にはシオミズツボワムシやアルテミア幼生などの動物プランクトン、人工飼料を与え、育成に成功しました。
「育成室」及び「東シナ海」コーナーの「サンゴ礁」水槽でご覧いただけます。

産卵中の雌雄

産卵中の雌雄

ふ化直後の仔魚

ふ化直後の仔魚

繁殖賞プレート

繁殖賞プレート


■繁殖賞とは
種の保存に関連する賞です。
公益社団法人日本動物園水族館協会(JAZA)加盟の動物園・水族館で飼育している動物で、国内で初めての繁殖に成功し、6ヵ月以上生存した場合に授与されます。
技術をたたえ、公開することにより、繁殖技術の向上と希少動物の保存に資することを目的とした賞です。
当館では第8種目の受賞となります。→繁殖賞受賞実績

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コブダイの幼魚を展示しました

コブダイ幼魚

コブダイ幼魚

石川県の「のとじま水族館」の協力により採集されたコブダイの幼魚を展示しています。

コブダイは、全長80cmほどまで成長する魚で、全身は赤色、オスの成魚では頭部が大きく張り出しコブがついているように見えるのが特徴です。

しかし、幼魚期では全く異なる体色をしています。幼魚の体色はオレンジ色で体側に1本の白色縦線が見られます。

コブダイの成魚はなわばりを形成し、近づいてきた同種に対して攻撃を繰り返します。しかし、幼魚は攻撃されにくいことから、幼魚期の体色は成魚からの攻撃をかわす効果があるのではないかと思われます。

コブダイの成魚は、「日本海大水槽」、「対馬海峡を越えて」コーナーの「新潟の岩礁」水槽、幼魚は、「黒潮洗う太平洋岸」コーナーの「太平洋沿岸」水槽で見られます。

 

SONY DSC

コブダイ成魚

幼魚期の白色縦線は、成長とともに消失してしまいます。コブダイの成長過程については、本館地下の観覧通路に設置してある「パラパラ魚マンガ」でも詳しく紹介しています。併せてご覧ください。

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